子育て・教育

図書の缶詰

図書の缶詰
 
 
◆ 藤田充 教育長「おすすめの本」 
孔子
  孔子
  (井上 靖 著、新潮社) 
 
 この本は、孔子の架空の使用人の思い出話です。「論語」の解説とともに、人間としての孔子、哲学者として孔子が描かれています。「君子もとより窮(きゅう)す。小人窮すればここに濫(みだ)る。」の一文に触れ、私は「窮して即ち濫る」ことが多く、窮することを恥と思っていたことに気づきました。窮することが大切だったのです。
 
 
◆ 図書館「おすすめの本」
ワレワレはアマガエル
  ワレワレはアマガエル
  (松橋 利光 著、アリス社) 
 
「ケロケロ」「げろげろ」「グワッグワッ」……夏の夜、田んぼでにぎやかな合唱を聞かせてくれるカエルたち。カエルと聞いてみなさんが想像する緑色のカエルは、そう、「アマガエル」!アマガエルが生まれてから大人になるまでを撮った本書は、子どもだけでなく大人も「そうなんだ!」となるアマガエルの情報がたくさん。

 

◆ 板垣良夫 副村長「おすすめの本」

山奥ビジネス 一流の田舎を創造する
(藻谷 ゆかり著、新潮社) 

 著者は、人口減や地方消滅を悲観する必要はないと喝破し、「山奥」を希望の地と捉えます。環境保全と人間中心の働き方、地域の食文化に根ざした多様なスローフード等を軸に「一流の田舎」を創造する戦略を提示。本書に登場する小さくても魅力ある地域づくりの実例は、きっと鮫川村の未来づくりにも参考になるはずです。
 
 
◆ 図書館「おすすめの本」

センス・オブ・ワンダー
(レイチェル・カーソン著
、新潮社) 

 言わずと知れた本書ですが、今だからこそ紹介。センス・オブ・ワンダー(本書では「不思議さに驚嘆する感性」と訳されている)は、木々が青々と染まり、花の香りが立ちこめ、生き物たちが生き生きと動き出す、これからの季節に役立つことでしょう。自然のにおいが届いてきそうなカーソンの文章を、雨の日のお供にどうぞ。
 

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