本村は平成15年7月に町村合併の是非を問う住民投票を実施し、「自立の道」を選択してからはや20年が過ぎ、村ではこれまで行ってきた事務事業の見直しや、行財政改革などを実施しながら、効率的な行政の運営に努めてきました。
村の基本的な方向を定める「第4次鮫川村振興計画」では、第3次鮫川村振興計画の基本理念「まめな暮らしが育む環境を生かしたやすらぎとふれあいの村の実現」を継承するうえで「つながりで支え輝く村づくり」を基本理念に謳っております。その基本理念に基づき、後期基本計画において住民や村職員などで構成する策定委員会を設置し、さまざまな角度から村の事業を再検討し、後期基本計画を令和2年12月に策定しました。
村では、人口が減り続ける中、商店や中心市街地の活性化につなげ賑わいを取り戻そうと「舘山」周辺の整備を進めています。
まめで達者な村づくり」は、平成16年度から基幹産業である農業の振興や特産品開発、高齢者の健康づくりを目標に展開しています。これまでに60歳以上を中心に大豆・じゅうねんの作付けをお願いし、特産品の開発に向けて事業を進めてきました。
鮫川村の特産品はと問われれば、まさしく「大豆」「じゅうねん」であると言えるでしょう。
ここでは、まめで達者な村づくりを紹介します。
以上の5点から、「大豆」「じゅうねん」を選定しました。
収穫された大豆は村が全量買い上げ、味噌やきなこなど特産品の開発に活用されます。
主な加工品・・・達者の豆腐は1日150丁限定、納豆、油揚げ、厚揚げ、豆菓子、おからドーナッツなど
また、じゅうねんは商工会が買い上げ、じゅうねんのたれ、えごま油などに用いられます。
「達者の豆腐」1丁160円は、高いと思われる方も多いと思いますが、これはまさに「さめがわブランド」
元気なおじいちゃん・おばあちゃんの手で丹精込めて作られている大豆を使っています。
ぜひ、100%村内産大豆の味「さめがわブランド」をご賞味ください。
旧幼稚園舎を改修し平成17年11月に「農産物加工・直売所 手・まめ・館」がオープンしました。
農産物直売所、食堂、豆腐製造室、総菜加工室などを備えています。
旧給食センターを改修し「味噌製造施設」を整備し、達者の味噌を製造しています。
平成22年度には、パン工房を備えた喫茶店と加工所を整備しました。
加工所の使用料金は下表のとおりです。ご利用の方は、手・まめ・館に申し込みください。
区分 | 名称 | 使用料 |
加工施設 | 食品加工室 | 1回当たり 4時間未満 2,000円 4時間以上 4,000円 |
製品梱包室 | ||
製品保管庫 | 1日当たり 200円 |
平成22年6月30日、本村と東京農大が連携協定して、特産品開発、循環型農業、山村環境の整備・再生、人材育成、遊休荒廃農地再生などの事業を連携して取り組むことになりました。
平成17年度に「舘山公園」用地として94,132平方メートルを購入し、地域住民参加型の森づくりを開始しています。
村中心地域活性化のために実施しているこの事業は、桜やつつじ、村のシンボルの花「やまゆり」の群生が見られる「花見山」になっています。
定期的に訪れてくれる住民が多くいます。
住民のみなさんがボランティア活動として植樹した木々は、だいぶ枝木を伸ばし、赤坂舘跡をきれいに色づけしてくれています。
まめで達者な村づくりは、上記に示した施策ばかりでなく、村全体”さめがわ”のブランド化の構築を図っています。
役場庁舎2階 〒963-8401 鮫川村大字赤坂中野字新宿39番地5
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