子育て・教育

図書の缶詰

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◆ 板垣 良夫副村長「おすすめの本」 
山奥ビジネス ─ 一流の田舎を創造する ─

山奥ビジネス 一流の田舎を創造する
(藻谷 ゆかり著、新潮社) 

 著者は、人口減や地方消滅を悲観する必要はないと喝破し、「山奥」を希望の地と捉えます。環境保全と人間中心の働き方、地域の食文化に根ざした多様なスローフード等を軸に「一流の田舎」を創造する戦略を提示。本書に登場する小さくても魅力ある地域づくりの実例は、きっと鮫川村の未来づくりにも参考になるはずです。
 
 
◆ 図書館「おすすめの本」
センス・オブ・ワンダー

センス・オブ・ワンダー
(レイチェル・カーソン著
、新潮社) 

 言わずと知れた本書ですが、今だからこそ紹介。センス・オブ・ワンダー(本書では「不思議さに驚嘆する感性」と訳されている)は、木々が青々と染まり、花の香りが立ちこめ、生き物たちが生き生きと動き出す、これからの季節に役立つことでしょう。自然のにおいが届いてきそうなカーソンの文章を、雨の日のお供にどうぞ。

 

◆ 宗田 雅之村長「おすすめの本」
 

天下 家康伝
(火坂雅志 著、日本経済新聞出版) 

 この書は戦国武将、徳川家康の幼少期から天下統一を果たすまでの物語です。 戦国乱世を終わらせ、265年続く江戸幕府を開いた名将、名君の理念、意志は今を生きる私たちに教えられるところが多くあります。 文中の家康の名言「天下は一人の天下にあらず天下は天下の天下なり」 この言葉は世の政治や組織は、多くの人達の協力によって成り立つものであり、権力や地位を持つものが、自分だけのものと考えては行けないと言う、教訓、戒めを示している名言だそうです。 今、日頃の日常生活で忘れがちな、人としての大切な価値観を思い出させてくれます。自分に驕ることなく、周囲の人たちに感謝し共に成長していくことにより、素晴らしい政治、そしてより強固な組織ができるものと考えます。 多くの今を生きる人達にも、影響を与えてくれるだろう、戦国武将、徳川家康の人間哲学が大変参考になります。また戦国武将を描く火坂雅志作品、天地人をはじめとして、大変勉強になる書ばかりです。

 

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