国では、東日本大震災の教訓から大規模自然災害等に備えた国土の全域にわたる強靭な国づくりに向けて、国土強靭化に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために、「強くてしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法」を制定するとともに、国土強靭化に係る他の計画の指針となる国土強靭化基本計画を定めました。
　これを受け、鮫川村では、いかなる自然災害等が発生しようとも、「一人の犠牲者も出さないむらづくり」を目指して、「強さ」と「しなやかさ」を持った安全・安心な地域の構築を推進するため、「鮫川村国土強靭化地域計画」を策定しました。
　大規模自然災害等による甚大な被害を出さないためには、従来の「事後対策」から大規模自然災害等の様々な危機を想定して、平時から大規模自然災害等に対する備えを行う地域づくりを推進することを目的としています。

　村では、次の４つの基本目標の実現を目指し、国土強靭化の取り組みを推進します。

1. 人命の保護が最大限図られること
2. 村及び地域の重要な機能が致命的な障害を受けず維持されること
3. 村民の財産及び公共施設に係る被害を最小に留めること
4. 迅速に復旧・復興が図られること