令和4年度から個人住民税（普通徴収）と固定資産税の前納報奨金を廃止します

前納報奨金とは？

▶この制度は、住民税（普通徴収）と固定資産税を納期前に一括して納付した場合に報奨金として交付（実際には差引後の税額を納付）
　するものです。戦後の混乱した社会情勢と不安定な経済状況の中で、市町村の財政基盤を強化するため、税収の早期確保と納税意識を
　高めることを目的に、全国の自治体で導入されました。

制度廃止の理由は3つ

(1)この制度の適用税目は、住民税の普通徴収分と固定資産税に限定され、住民税を給与から天引き（特別徴収）されている人はこの制　
　度を利用できないため、納付者間に不公平が生じている。
(2)全額一括納付できるだけの資力に余裕がない人にとっては利用しづらい制度であり、納税者間に不公平が生じている。　
(3)金融機関窓口での納付、口座振替の普及による納期内自主納付が浸透したことにより、当初の目的がおおむね達成されたとして、県　
　内市町村も含めすでに多くの自治体で廃止されている。

これまで、早期納税にご協力いただいたみなさまには、心からお礼を申し上げます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　制度廃止へのご理解と引き続きの納付期限内納付にご協力くださいますようよろしくお願い申し上げます。

• 2022年5月17日
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