豚熱(通称:CSF)は、これまで飼養豚において岐阜県、愛知県等において発生が確認されており、本村においても、発見された死亡野生イノシシから、豚熱の感染が確認されています。
豚熱(CSF)とは
- 豚熱ウイルスにより起こる豚やイノシシの熱性伝染病であり、強い伝染力と高い致死率が特徴です。
- 感染豚は唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大します。
- 治療法はなく、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています(アフリカ豚熱(ASF)とは全く別の病気です。)。
- 豚熱は、豚やイノシシの病気であり、人が感染することはありません。
豚熱の発生及びまん延防止するため、次の点に注意し対策を行いますようお願いします。
山林に立ち入るとき・現場を離れるとき
- 靴・衣服・車両(タイヤ・荷台・足マット)等の消毒
ブラシ等で泥を落とし、消毒液で消毒を行いましょう。
- わな等の捕獲機材の消毒
設置していた場所で、ブラシ等で泥や汚れを落とし、消毒液を浸すなど消毒を行いましょう。
- 手指の消毒
消毒用アルコール等で消毒を行いましょう。
- 廃棄物の処理
山林内で出たごみは、ごみ袋に入れて密封した後、袋の外側に消毒液を散布し、適切に処分しましょう。
イノシシを捕獲したとき
- 捕獲地点、埋設場所などの消毒
止めさし地点の半径1m範囲、死体や内臓の埋設地点、血液や糞便等が付着した場所に石灰を散布、または消毒液で消毒を行いましょう。
- 衣服、靴等の取扱い
現地を離れる際は、使用した上着等の汚れを落とし、密封して持ち帰り、洗濯等をして清潔にしましょう。
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