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切石観世音
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切石観世音は、13〜15世紀頃の板碑といわれる供養塔で梵字が刻まれています。
本県の板碑文化は石川地方が中心で、それが本村にも及んでいたことがうかがわれます。
文政年間(約150年前)、塙代官寺西重次郎が、この場所で三度落馬し、村人から昔から乗馬のまま通行してはいけないと聞き、近くを見回したところ、この霊石を発見したため、自ら大檀那となって堂を建て、これを安置したといわれています。
「災厄を救い、馬匹を守護する」として参詣者が多く、この碑の擦り粉を飲用すると祈願の効が大きいといわれたことから、その擦り跡が多く残っています。
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