右綴じ R2村民のまめな暮らしガイドブック
2/76

村民憲章 昭和62年3月制定 碧い空、豊かな緑、美しい山なみが招くさわやかな高原の村、鮫川。 白樺が自生し、山すその清流にやまめが遊泳する恵まれた自然の環境、山峡に発する源流は白いしぶきをあげ、鮫川となり、渡瀬川となり、また殿川となって太平洋に注ぐ。 住民は素朴で心やさしく、しかも困難に耐えて互いに助けあい、農林業を主産業として勤労の美風を養いつつ、魅力あるふるさとづくりに励んできた。 私たちは、先人の遺したこの貴重な資産をうけつぎ、更に村民意識を高揚し、自覚と誇りをもって、これからの世代にたくましく伸びていく鮫川村をつくるため、この憲章を制定する。 1. 自然に親しみ、環境を整え、美しく住みよ い村をつくりましょう。 1. 教養を高め、伝統を重んじ、文化の香り高 い村をつくりましょう。 1. 健康で働き、きまりを守り、心のふれあう 福祉の村をつくりましょう。 1. 資源を活かし、創意と努力を重ね、豊かな村をつくりましょう。 1. 協同と連携の意識を深め、希望と活力にみちた村をつくりましょう。 村民の歌 作詞 石田 卯子八 作曲 岡部 富士夫 1 阿武隈の山なみつづくみどり立つ村 白樺は風にそよぎて さわやかな人の心よ ああここにひらく かぎりなき希望世代を継ぎて 鮫川村を われらおこさん 2 遥かなる起き伏す峯のうるわしき郷 山ゆりは さ霧にぬれて 香ぐわしき人の情よ ああここにきづく もろ人むつみてたつき豊かに 鮫川村を われらたたえん 鮫川村は、福島県の南端、東白川郡の北東部に位置し、東は古殿町といわき市に接し、西は棚倉町と浅川町に、南は塙町と茨城県北茨城市に、北は石川町に接しています。 本村は、阿武隈高原南部にあり、山脈丘陵が連なっていて、村の大部分は400メートルから650メートルの範囲にあります。耕地は山峡に開け、丘陵部の緩傾斜地の多くは、採草放牧地に利用されています。 総面積は131.34キロ平方メートルで、林野面積が9,782ヘクタールと、総面積の約4分の3を占め最も多く、農用地が1,770へクタール、宅地が56ヘクタールなどとなっています。 気候はおおむね表日本型気候で、標高が高いため、年によっては夏の異常低温による農作物への影響がみられます。 交通条件としては、主要幹線道路として国道289号が村の南部を横断し、また、国道349号が村を南北に縦走しています。車で白河市へ約45分、郡山市・いわき市へそれぞれ約1時間、県都福島市へ約2時間の距離にあり、首都圏へも3~4時間の位置にあります。周辺には、東北自動車道、常磐自動車道、東北新幹線、福島空港への高速交通体系も整備されています。 位置・地勢

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です