鮫川村公共施設等総合管理計画を策定から5年が経過し、総務省からの総合管理計画の見直しの要請等を踏まえ、総合管理計画を令和4年3月に改訂しましたのでお知らせします。

１．計画策定の背景と目的
　鮫川村では、暮らしやすい生活環境の構築や村民の要望に応えたサービスを提供するため、これまでに公共施設等を整備してきましたが、今後所有する公共施設等の老朽化が進み、維持・修繕にかかる経費の増加や、建替えに伴う多額の費用の発生などが見込まれます。
　また、本村における人口の推移を見ていくと、人口の減少や少子高齢化が著しいことから、将来の利用需要を見据えた施設量の見直しが必要となり、さらには公共施設等の維持管理に充てることができる費用が限られているため、公共施設等を戦略的かつ計画的に更新・統廃合し、長寿命化などの対応を行う必要があります。
　このような状況の中、平成２６年４月に国から全国の地方公共団体に対し、「公共施設等総合管理計画」の策定について速やかに行うよう要請されました。
　これらの背景をふまえ、本計画は、本村における公共施設等の全体を把握するとともに、公共施設等を取り巻く現状や将来にわたる課題などを客観的に整理し、長期的な視点により公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進することを目的に策定するものです。

２．計画の位置づけ
　本計画は、平成２５年１１月に国が策定した「インフラ長寿命化計画」をふまえて策定するものであり、今後の個別計画の指針となります。
　また、本村の最上位計画である「鮫川村第４次振興計画～つながりで支え輝く村づくり～」や今後５年間の目標や施策の基本方向、具体的な施策をまとめた「鮫川村人口ビジョン・総合戦略」、急激な人口減少がもたらす諸問題を解決するための過疎対策事業を実施するために策定した「過疎地域自立促進市町村計画」などの各種計画と整合性を図りながら、公共施設等の役割や機能を明らかにする内容となっています。

３．計画期間　　
　平成２８年度から令和2７年度（３０年間）

• 2022年4月12日
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