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 月に数回は図書館を利用しているという市川真澄さん。娘の愛依ちゃんと一緒に「親子読書教室」にも参加。教室では、読み聞かせのほかに工作も行いました。「工作も楽しみの一つだったようで、そこから娘も本に興味を持つようになって、教室が良いきっかけ作りになったと思います」。今では、愛依ちゃんも自分の図書貸出券を作りお姫様などのかわいい本を借りて読んでいます。 また、幼い子どもがいる母親たちの交流の場としても利用できるのではないかと話します。「小さい子どもを連れて遠くまで出かけるのは大変ですから、図書館が母親同士の交流の場、憩いの場になるといいですね。子どもたちが本に触れる機会にもなると思います」 本の読み聞かせボランティアをしている「おはなしポケット」。図書館で催す「おはなしの森」、「親子読書教室」や小・中学校で活躍しています。 代表を務める須藤幸子さんは活動の中で「親子読書教室に参加したお母さんの膝の上に子どもがちょこんと座り聞いている姿を見て、微笑ましい気持ちで本を読んでいます。普段は忙しいお母さんと子どもがほっと一息つける時間になっているんだと思います」と笑みがこぼれます。「絵本には対象年齢はありません。子どもから高齢者までが楽しめるものです。ぜひ、お子さんと一緒に読み聞かせを聴いて息抜きをしてみませんか」と、図書館の催しなどに気軽に参加してほしいと話してくれました。図書館の催しがきっかけに工作を通して、本に興味を親子で読み聞かせを聞くことでほっと一息つける時間になる みんなの前で話すのがなによりも苦手な暁音。日直のスピーチのとき、落語好きの三島君に助けられ、落語に引き込まれていく。少しずつ勇気がわいてくるお話。 ママはうんてんし、パパはかんごし、保育園に通うのぞむと妹。ママの誕生日に旗をふってお祝いしようと思いついたけれど、雨が降ってきて…〈小学中学年向け〉ぼくのママはうんてんしおおともやすお著福音館書店〈小学高学年向け〉夜明けの落語みうらかれん著/講談社パ通誕いれぼお福な落らてわ夜み図書館をもっと身近に[特集]市川真澄さん/西山字水口おはなしポケット須藤幸子代表/赤坂東野字遠ヶ竜

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